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ひろく中世の騎士と城について平易な文章で紹介しています。なかでもいくつかの騎士文学をとりあげ、あらすじを紹介している章は特に興味深く、中世ドイツに興味がある方にはおすすめの一冊だと思います。

本好き、特に歴史物が大好きの近所に住む伯父に頼まれて購入しました。「かなり面白いし、読み応えがある！」とのことでした。

韓流の時代物好きが高じて購入しました。李氏朝鮮王朝時代の女性の社会的立ち位置が時代の流れとともに変化して行く様が、それぞれの王妃の時代の事件を絡めつつ書かれていてとても面白かったです。それぞれの王妃のエピソードに、ちょこちょこと「チョン・ナンジョン」「チャン・オクチョン」などドラマで馴染のある名前がでてきて「あ、ドラマと違って史実はこうなんだ」なんてことも。（あ、時の権力派閥が書かせてる資料がもとだから完全に史実ではないのかな？？）ただ、真面目な内容というか、あくまでも「王妃」メインの内容なので側室の話はほとんど出てきません。歴史好きの方にはお勧めですが、内容も濃いので軽く読める感じではないかな？

古代ローマ通史の本となると、概説書でもそれなりの分量になってしまうが、本書は新書でその通史を扱っている。内容が濃いだけに小難しくなるかと思いきや、話が非常に整理されており、頭の中に入ってきやすかった。今までなんとなく分かった気になっていたところも読んでまさにスッキリした。看板（表題）に偽りなし。

広く浅くでしたが、初めて読むにはちょうどよい本でした。

とくにありませんが、これからよんでみます。

これはヴィジェ・ルブランの自伝を元に、ルブランの一生を描いたものです。 出来ればヴィジェ・ルブラン自身の自伝が読みたいのですが、今日まで 日本語版は見つからなかったので、こちらを購入しました。 丁度女流画家展で彼女の絵を観た後だったので嬉しく思いました。 ルブランといえばマリー・アントワネットの肖像画で有名ですが、 それ以上に当時の有名人との交流が幅広く、興味深い話が沢山 載っています。 ちょっとした歴史の勉強にもなります。 彼女自身が絵の才能ばかりでなく、美しく頭も良く、機知に富んで いました。 しかし、不誠実な夫を持ったばかりに彼女は絵の才能で運命を切り開いて いくほかはなかったと同時に、当時妻の収入は夫が管理するものだった ので、彼女の稼ぎが夫に依って散財される、といった憂き目にも 度々遭っています。 また、何度か財産を失う羽目にもなっています。 華やかな王族や貴族達との交流と神経質な内面、娘との葛藤など、 難しい人生の中で、どうしてあのように美しく魅力的な肖像画が 描けたのか、不思議にも思えました。