日経Robotics 2022年7〜12月号,2024年1〜10月号(計16冊) cover_2020_02.png

"タイトルで、ドッキッとさせられる本書。 非常に濃厚で現状に本の構造を真っ向からぶった切った本である。 ・「雇用問題」：正社員を優遇しすぎる制度のための、採用の鈍化 ・「コンプライアンスと法令順守」：法令の遵守ガッチガチなため、本当の意味でのコンプライアンスが成されていない。 非常に興味深かったのが雇用問題。 ""臭いものには蓋な部分""を本当にリアル書き連ねてある。 読めば深いです。"

mixiはなぜ無料なのか？ youtubeはなぜ無料なのか？ ウィキペディアはなぜ無料なのか？ Linuxはなぜ無料なのか？ Gmailはなぜ無料なのか？ 無料が私達社会にはたくさんあります。 しかし、無料ビジネスを展開しつつもGoogle社は巨大企業と成りえた。 mixiもしかり。 なぜか？？本書にそのヒントが書かれている。 IT関係の著名企業が例に持ち出されており、読み物としても面白い。 ネットスケープ vs インターネットエクスプローラー。 Gmai vs Yahoo!メール。 これらの分析もあり、ID業界の発展も読み解くことができます。 非常に読みごたえのある本に仕上がっております。 無料ビジネスのノウハウも学べますが、歴史と現状を把握するための本というニュアンスが強いです。

わかっていたようでわかっていなかった、世の中のフリー（無料）の仕組みがわかりやすく説明されています。 実際に本に書かれていることは別の章でも何回か繰り返されていたりと、内容は本ほど厚くないかな、とも思いましたが、一度は読んでおいて損はしないと思います。 読み終わった後は、親しい友人に贈っておきました。

以前、バブル経済崩壊後の10年について「失われた10年」という言い方をされましたが、こちらの書は「10年」ではなく「20年」が失われたのではないかとうったえています。経済問題や社会問題に詳しい人には物足りないかもしれませんが、こういった問題に漠然とした興味を持っているけれども、実はよく分かっていないという人にはまずはとっかかりとしてお勧めです。とても読みやすい本です。

民主党新政権が始まり、郵政会社の社長交代が話題になりましたが、その郵政民営化も含め、自民党（特に小泉）政権時代にどのように国民の財産が私有化されようとしていたのか、また国の政策の方向をビジネスに都合のよいように変えられようとしていたのか、宮内義彦というビジネスマンを中心に描かれています。読みやすく勉強になりました。

昭和の経済の移り変わりについて非常に分かりやすく書かれた本です。大学生（場合によっては高校生でも）に強くお勧めします。

この前ニュースを見ていたら、管財務担当大臣が国会質問の前に 議場で一生懸命この本を読んでいる映像が流れていました。 最近読み出したのですが、麻生政権末期の裏話や､適切な民主党の無責任政策を数字を使って、批判しています。批判だけにとどまらず、新しい自民党の再生には若いリーダーが必要であると他国の実例をあげて、述べられています。自民党にも与謝野さんや 石破さんのような人がいるので、まだ希望があると思います。 そのためには、いったん解党するくらいの危機感と覚悟を持って 政権奪取に邁進すべきでしょう。 民主党は、素人の集まりです。参院選も、小沢さんや鳩山首相が みずからけじめを国民に示さないと良い結果は生まれないでしょう。小沢さんは民主党を出て行くべきです。鳩山さんは総理を 辞職するべきです。トップがこうだから、だれも責任をとらなくてもいいような風潮が生まれていると思います。

国債発行額と税収の規模が1946年度以来、63年ぶりに逆転・・・。あながち有り得なくもない。 字が大きめで難しい言い回しもしていないので読みやすかったですよ。

マクロ経済学のトピックスを掻い摘むために購入いたしました。

好きな著者ですので、たいへん満足しています。

著者の時代を読む目は確かです。歴史に造詣が深く、歴史的観点から現在の経済状況を分析しているので面白い。

経済学とは、社会において資源の最適な配分はどうあるべきか考えること。これを分かりやすく説明している良い本だと思います。 経済合理性を説くと、金儲け主義だとか、心の冷たい人間だとか言う人がいますが、そういう人たちにこの本を読むよう勧めたいと思います。